Toyota Prius (2017 year). Instruction japanese - part 16

 

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Toyota Prius (2017 year). Instruction japanese - part 16

 

 

239

4-5. 運転支援装置について

4

運転

フロントグリルとフロントウインドウガラスにある 2 種類のセンサーに
より、各運転支援装置に必要な情報を認識します。

前方センサー

レーダーセンサー

カメラセンサー

1

2

240

4-5. 運転支援装置について

警告

レーダーセンサーの故障や誤作動を防ぐために

次のことをお守りください。
お守りいただかないと、レーダーセンサーが正常に作動せず、思わぬ事故につ
ながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

レーダーセンサーとフロントグリルエンブレムは常にきれいにしておく

レーダーセンサーやフロントグリルエンブレム周辺にアクセサリーを付けた
り、ステッカー(透明なものを含む)などを貼ったりしない

レーダーセンサー周辺への強い衝撃を避ける
レーダーセンサー・フロントグリル・フロントバンパーに強い衝撃を受けた際
は、必ずトヨタ販売店で点検を受けてください。

レーダーセンサーを分解しない

レーダーセンサーやフロントグリルエンブレムを改造したり、塗装したりしな

レーダーセンサー・フロントグリル・フロントバンパーの脱着や交換が必要な
場合は、トヨタ販売店にご相談ください。

レーダーセンサー

フロントグリルエンブレム

レーダーセンサー前面やフロントグリル
エンブレム前後面に汚れ・水滴・雪など
が付着した場合は、取り除いてください。

お手入れをする際は、レーダーセンサー
やフロントグリルエンブレムを傷付けな
いよう、やわらかい布を使ってください。

1

2

241

4-5. 運転支援装置について

4

運転

警告

カメラセンサーの故障や誤作動を防ぐために

次のことをお守りください。
お守りいただかないと、カメラセンサーが正常に作動せず、思わぬ事故につな
がり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

フロントウインドウガラスは常にきれいにしておく

・ フロントウインドウガラス外側に汚れ・油膜・水滴・雪などが付着した場

合は、取り除いてください。

・ フロントウインドウガラスにガラスコーティング剤を使用していても、カ

メラセンサー前部に水滴などが付着した場合は、ワイパーでふき取ってく
ださい。

・ フロントウインドウガラス内側のカメラセンサー取り付け部が汚れた場合

は、トヨタ販売店にご相談ください。

カメラセンサー前部のフロントウインドウガラスが曇ったり、結露したり、凍
結したりした場合は、フロントデフロスターで取り除く(→ P. 371)

カメラセンサー前部のフロントウインドウガラスの水滴をワイパーが正しく
ふき取れないときは、ワイパーゴムまたはワイパーブレードを交換する

・ ワイパーゴムの交換:→ P. 452
・ ワイパーブレードの交換が必要な場合は、トヨタ販売店にご相談ください。

フロントウインドウガラスにフィルムを貼らない

フロントウインドウガラスに傷・ひびなどが生じた場合は、そのまま放置せず
に交換する
フロントウインドウガラスの交換が必要な場合は、トヨタ販売店にご相談くだ
さい。

カメラセンサーに液体をかけない

カメラセンサーに強い光を照射しない

カメラセンサー前部のフロントウインド
ウガラス(図に示す範囲)にアンテナを取
り付けたり、ステッカー(透明なものを含
む)などを貼ったりしない

242

4-5. 運転支援装置について

レーダーセンサーの取り扱い

警告

カメラセンサーのレンズを汚したり、傷を付けたりしない
フロントウインドウガラス内側を掃除するときは、ガラスクリーナーがレンズ
に付着しないようにしてください。また、レンズにはふれないでください。
レンズに汚れ・傷がある場合は、トヨタ販売店にご相談ください。

カメラセンサーに強い衝撃を加えない

カメラセンサーの取り付け位置や向きを変更したり、取りはずしたりしない

カメラセンサーを分解しない

カメラセンサー付近に電子機器や、強い電波を発信する機器を取り付けない

インナーミラーなどのカメラセンサー周辺部品や天井を改造しない

ボンネット・フロントグリル・フロントバンパーに、カメラセンサーの視界を
さえぎる可能性のあるアクセサリーを取り付けない
詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。

ルーフ上に全長の長い荷物(サーフボードなど)を積むときは、カメラセン
サーの視界をさえぎらないようにする

ヘッドランプなどのランプ類を改造しない

知識

243

4

運転

4-5. 運転支援装置について

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

衝突警報

衝突の可能性が高いとシステム
が判断したとき、

“ピピピ・・・”

とブザー音が鳴り、マルチイン
フォメーションディスプレイに
メッセージを表示し、回避操作を
うながします。

プリクラッシュブレーキアシスト

衝突の可能性が高いとシステムが判断したとき、ブレーキペダルが踏
まれる強さに応じてブレーキ力を増強します。

プリクラッシュブレーキ

衝突の可能性が高いとシステムが判断したときに衝突警報を行い、さ
らに衝突の可能性が高まったと判断したときは、ブレーキが自動でか
かり、衝突回避を支援、あるいは衝突速度の低減に寄与します。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

進路上の車両や歩行者を前方センサーで検出し、衝突の可能性が高いと
システムが判断したときに、警報やブレーキ力制御により運転者の衝突
回避操作を補助します。また、衝突の可能性がさらに高まったと判断し
たときは、自動的にブレーキを作動させることで、衝突回避を支援、あ
るいは衝突被害の軽減に寄与します。

必要に応じて、プリクラッシュセーフティシステムの ON / OFF や、
警報タイミングを切りかえることができます。(→ P. 246)

244

4-5. 運転支援装置について

警告

安全にお使いいただくために

安全運転を行う責任は運転者にあります。常に周囲の状況を把握し、安全運転
に努めてください。
プリクラッシュセーフティシステムを日常のブレーキ操作のかわりには絶対
に使用しないでください。本システムはあらゆる状況で衝突を回避または衝突
の被害を軽減するものではありません。システムに頼ったり、安全を委ねる運
転をしたりすると思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合
死亡につながるおそれがあります。

プリクラッシュセーフティシステムは衝突回避を支援、あるいは衝突被害の軽
減に寄与することを目的としていますが、その効果はさまざまな条件によりか
わります。そのため、常に同じ性能を発揮できるものではありません。
次の項目をお読みいただき、システムを過信せず安全運転に努めてください。

・ 衝突の可能性がなくてもシステムが作動するおそれがあるとき:→ P. 248
・ システムが正常に作動しないおそれがあるとき:→ P. 250

お客様ご自身でプリクラッシュセーフティシステムの作動テストを行わない
でください。状況によってシステムが正常に作動せず、思わぬ事故につながる
おそれがあります。

プリクラッシュブレーキについて

プリクラッシュブレーキが作動したときは、強いブレーキがかかります。

プリクラッシュブレーキの作動により車両が停止したときは、約 2 秒後にプ
リクラッシュブレーキが解除されます。必要に応じて運転者自らブレーキをか
けてください。

プリクラッシュブレーキは運転者の操作状態によっては作動しません。運転者
がアクセルペダルを強く踏んでいたり、ハンドルを操作したりしていると、場
合によっては運転者の回避操作とシステムが判断し、プリクラッシュブレーキ
が作動しない場合があります。

プリクラッシュブレーキ作動中に、アクセルペダルを強く踏んだり、ハンドル
を操作したりすると、場合によっては運転者の回避操作とシステムが判断し、
プリクラッシュブレーキの作動が解除されます。

ブレーキペダルを踏んでいるときは、運転者の回避操作とシステムが判断し、
プリクラッシュブレーキの作動開始タイミングが遅れる場合があります。

245

4-5. 運転支援装置について

4

運転

警告

プリクラッシュセーフティシステムを OFF にするとき

次のときは、システムを OFF にしてください。
システムが正常に作動せず、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、
最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

けん引されるとき

けん引するとき

トラック・船舶・列車などに積載するとき

車両をリフトで上げ、ハイブリッドシステムを始動しタイヤを空転させるとき

点検でシャシーダイナモやフリーローラーなどを使用するとき

事故などにより、フロントバンパーやフロントグリルに強い衝撃が加わったと

事故や故障で自車の走行が不安定なとき

オフロード走行やスポーツ走行をするとき

タイヤの空気圧が適正でないとき

著しく摩耗したタイヤを装着しているとき

メーカー指定のサイズ以外のタイヤを装着しているとき

タイヤチェーンを装着しているとき

応急用タイヤ

やタイヤパンク応急修理キット

を使用しているとき

車両に前方センサーをさえぎるような装備品(除雪装置など)を一時的に取り
付けているとき

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

246

4-5. 運転支援装置について

プリクラッシュセーフティシステムの ON / OFF を変更する

マルチインフォメーションディスプレイの

画面(→ P. 126)か

ら、プリクラッシュセーフティシステムの ON(作動)/ OFF(非作
動)を変更することができます。

パワースイッチが ON モードになるたびシステムは ON になります。

システムを OFF にすると、PCS
警告灯が点灯します。

プリクラッシュセーフティシステムの警報タイミングを変更する

マルチインフォメーションディスプレイの

画面(→ P. 126)か

ら、プリクラッシュセーフティシステムの警報タイミングを変更する
ことができます。

パワースイッチを OFF にしても選択した警報タイミングは継続します。

遠い

「中間」より警報タイミングが早くな

中間

初期設定

近い

「中間」より警報タイミングが遅くな

プリクラッシュセーフティシステムの設定変更

1

2

3

247

4-5. 運転支援装置について

4

運転

システムの作動条件

プリクラッシュセーフティシステムが ON で、前方の車両や歩行者と衝突の可能
性が高いとシステムが判断したときに作動します。各機能の作動速度は次のとお
りです。

衝突警報

・ 自車速度約 10 ∼ 180km/h(検出対象が歩行者のときは、自車速度約 10

∼ 80km/h)

・ 自車から見た前方の車両や歩行者との相対速度約 10km/h 以上

プリクラッシュブレーキアシスト

・ 自車速度約 30 ∼ 180km/h(検出対象が歩行者のときは、自車速度約 30

∼ 80km/h)

・ 自車から見た前方の車両や歩行者との相対速度約 30km/h 以上

プリクラッシュブレーキ

・ 自車速度約 10 ∼ 180km/h(検出対象が歩行者のときは、自車速度約 10

∼ 80km/h)

・ 自車から見た前方の車両や歩行者との相対速度約 10km/h 以上

ただし、次のときシステムは作動しません。

補機バッテリー端子を脱着したあと、しばらく走行するまでのあいだ

シフトポジションが R のとき

VSC が OFF のとき(衝突警報のみ作動可能状態になります)

PCS 警告灯が点滅または点灯しているとき

歩行者検出について

プリクラッシュブレーキの作動解除

プリクラッシュブレーキ作動中に次の操作をすると、プリクラッシュブレーキの
作動が解除されます。

アクセルペダルを強く踏み込む

ハンドルを大きくきる、またはすばやく操作する

知識

対象となる歩行者の大きさ・輪郭・動きなど
から検出します。

周囲の明るさや、歩行者の動き・姿勢・角度
などによっては、歩行者を検出できず、シス
テムが正常に作動しないおそれがあります。

(→ P. 251)

248

4-5. 運転支援装置について

衝突の可能性がなくてもシステムが作動するおそれがあるとき

例えば次のような状況では、システムが衝突の可能性があると判断し、作動す
るおそれがあります。

・ 車両や歩行者のすぐそばを通過するとき
・ 車線を変更して先行車を追いこすとき
・ 車線変更している先行車を追い抜くとき

・ 先行車が急減速したとき
・ 路面にうねり・凹凸があるときなど、車両姿勢が変化しているとき
・ 道路脇の構造物(ガードレール・電柱・木・壁など)に近付いたとき

・ 道路脇が構造物に囲まれた狭い道(狭いトンネル・鉄橋など)を走行するとき
・ 路上または道路脇に金属物(マンホール・鉄板など)

・段差・突起物があるとき

・ 右左折する先行車を追いこすとき

・ 右左折待ちの対向車とすれ違うとき

・ 隣の車線の前方車両との位置関係がず

れる道(曲がりくねった道など)を走行
するとき

・ カーブ入り口の道路脇に車両・歩行者・

構造物が存在するとき

249

4-5. 運転支援装置について

4

運転

・ ETC ゲートや駐車場のゲートなどの開閉バーに急速に接近したとき
・ 洗車機を使用するとき

・ 前方車両から水・雪・土埃などの巻き上げがあるとき
・ 車両前方に水蒸気や煙などがあるとき
・ 路面または壁面に車両や歩行者との区別がつきにくい模様・ペイントがある

とき

・ 電波の反射が強い物体(大型トラック・ガードレールなど)の横を走行する

とき

・ テレビ塔・放送局・発電所など、強い電波やノイズが発生する場所の近くを

走行するとき

・ 横断する歩行者が車両のすぐそばに近

付いたとき

・ 道路上方に構造物(天井の低いトンネ

ル・道路標識など)がある場所を走行す
るとき

・ 上り坂で道路上方に構造物(看板など)

がある場所を走行するとき

・ 車両に覆い被さるような障害物(生い

茂った草・垂れ下がった枝・垂れ幕な
ど)がある場所を走行するとき

250

4-5. 運転支援装置について

システムが正常に作動しないおそれがあるとき

例えば次のような状況では、前方センサーが対象となる車両を検出できず、シ
ステムが正常に作動しないおそれがあります。

・ 前方から自車に向かって車両が近付いてくるとき
・ 前方車両がオートバイ・自転車のとき
・ 車両の側面または前面に近付いたとき
・ 先行車の後端面積が小さいとき(空荷のトラックなど)

・ 前方車両の荷台から荷物がはみ出しているとき

・ 前方車両が特殊な形状のとき(トラクター・サイドカーなど)
・ 前方車両が太陽光などを強く反射しているとき
・ 車両が横から割り込んできたり、飛び出してきたりしたとき
・ 前方車両が急な動きをしたとき(急ハンドル・急加速・急減速など)
・ 自車が車線変更を行い、変更した車線の先行車に急接近したとき

・ 悪天候(雨・霧・雪・砂嵐など)のとき
・ 前方車両から水・雪・土埃などの巻き上げがあるとき
・ 車両前方に水蒸気や煙などがあるとき
・ 周囲の明るさが急激に変化する場所を走行するとき(トンネルの出入り口な

ど)

・ 先行車の後端が低い位置にあるとき(低

床トレーラーなど)

・ 前方車両の最低地上高が極端に高いと

・ 前方車両と自車の中心がずれていると

251

4-5. 運転支援装置について

4

運転

・ 強い光(太陽光や対向車のヘッドランプ光など)がカメラセンサーに直接あ

たっているとき

・ 薄暗いとき(朝方・夕方など)、および夜間やトンネル内
・ ハイブリッドシステムを始動したあと、走行を開始してしばらくのあいだ
・ 右左折中および右左折後の数秒間
・ カーブ走行中およびカーブを曲がりきってからの数秒間
・ 自車が横すべりしているとき

・ ホイールアライメントがずれているとき
・ ワイパーブレードがカメラセンサーの視界をさえぎっているとき
・ ふらつき運転をしているとき
・ 過度な高速走行をしているとき
・ 坂道を走行しているとき
・ 前方センサーの向きがずれているとき

例えば次のような状況では、制動力が十分に得られず、システムの性能を発揮
できないおそれがあります。

・ ブレーキ性能が十分に発揮できない場合(ブレーキ部品が極度に冷えている・

過熱している・ぬれているなど)

・ 車両の整備状態(ブレーキ部品・タイヤの摩耗や空気圧など)が良好でない

とき

・ 砂利道やすべりやすい路面を走行しているとき

例えば次のような歩行者は、前方センサーが検出できず、システムが正常に作
動しないおそれがあります。

・ 身長が約 1m 以下、または約 2 m 以上の歩行者
・ 合羽・ロングスカートなどを着ていて、全身の輪郭があいまいな歩行者
・ 大きな荷物を抱えていたり、傘をさしていたりして、体の一部が隠れている

歩行者

・ 前かがみになっている、またはしゃがんでいる歩行者
・ ベビーカー・車いす・自転車などを押している歩行者
・ 集団でいる歩行者
・ 白っぽい服を着ていて、極端に明るく見える歩行者
・ 夜間やトンネル内など、暗闇にいる歩行者
・ 服装の色合いや明るさなどが背景に溶け込んでいる歩行者
・ 壁際や車両・フェンス・ガードレールなどのそばにいる歩行者
・ 路面の金属物(マンホール・鉄板など)上にいる歩行者
・ 歩く速度が速い歩行者

・ 車両姿勢が変化しているとき

252

4-5. 運転支援装置について

・ 歩く速度を急激に変化させている歩行者
・ 物陰から飛び出してきた歩行者
・ 車両の側端(ドアミラーなど)すれすれの位置にいる歩行者

PCS警告灯が点滅、およびマルチインフォメーションディスプレイに警告メッセー
ジが表示されたとき

システムが一時的に作動しない、またはシステムに異常があるおそれがありま
す。

次のときは、状況が改善されると PCS 警告灯・警告メッセージが消え、作動可
能状態になります。

・ 炎天下などで、前方センサーや前方センサー周辺の温度が高いとき
・ 極寒の環境などで、前方センサーや前方センサー周辺の温度が低いとき
・ レーダーセンサーやフロントグリルエンブレム周辺に雪や汚れなどが付着し

ているとき

・ ボンネットが開いているときや、フロントウインドウガラスのカメラセン

サー付近にシールが貼り付けられているときなど、カメラセンサーの前方が
さえぎられているとき

PCS 警告灯が点滅したままのとき、および警告メッセージが表示されたままの
ときは、システムに異常があるおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受け
てください。

VSC を停止したとき

VSC の作動を停止(→ P. 356)したときは、プリクラッシュブレーキアシス
ト・プリクラッシュブレーキの作動も停止します。

PCS 警告灯が点灯し、マルチインフォメーションディスプレイに「VSC が OFF
のためプリクラッシュブレーキも停止します」が表示されます。

253

4

運転

4-5. 運転支援装置について

LDA

(ステアリング制御付き車線逸脱警報)

白(黄)線が整備された、高速道路または自動車専用道路を走行中、車
線からの逸脱の可能性を運転者に警告するとともに、逸脱を回避するた
めのハンドル操作の一部を支援します。

LDA は、フロントウインドウガラ
ス上部のカメラセンサーで、白(黄)
線を認識します。

車線逸脱警報機能

車両が車線から逸脱する可能性
がある場合に、マルチインフォ
メーションディスプレイの表示
および、警報ブザーにより注意を
うながします。

警報ブザーが鳴ったときは、まわり
の道路状況を確認の上、ハンドルを
慎重に操作して、白(黄)線内の中
央付近にもどってください。

機能概要

:Lane Departure Alert の略

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

LDA に含まれる機能

254

4-5. 運転支援装置について

ステアリング制御機能

車両が車線から逸脱する可能性
がある場合に、短時間、小さな操
舵力をハンドルに与えて、車線か
らの逸脱を避けるのに必要なハ
ンドル操作の一部を支援します。

一定のあいだハンドルを操作しな
かったり、ハンドルをしっかり握っ
ていない状態での運転が続いたりし
たときは、マルチインフォメーショ
ンディスプレイに警告メッセージが
表示され、機能が一時的に解除され
ます。

ふらつき警報機能

車両がふらついて走行している
とき、または車線から何度もはみ
だしそうになった場合に、警報ブ
ザーおよびマルチインフォメー
ションディスプレイの表示によ
り注意をうながします。

 

 

 

 

 

 

 

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