Toyota Corolla Axio (2018 year). Instruction japanese - part 18

 

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Toyota Corolla Axio (2018 year). Instruction japanese - part 18

 

 

271

7-1. まず初めに

7

万一の場合には

警告

走行中にやむを得ずハイブリッドシステムを停止するとき

ハンドル操作が重くなるため、車のコントロールがしにくくなり危険です。ハ
イブリッドシステムを停止する前に、十分に減速するようにしてください。

スマートエントリー&スタートシステム非装着車:キーを抜くとハンドルが
ロックされるため、キーは絶対に抜かないでください。

272

7-2. 緊急時の対処法

けん引について

次の場合は、駆動系の故障が考えられるため、トヨタ販売店または専門
業者へご連絡ください。

マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示され
車が動かない

異常な音がする

けん引は、できるだけトヨタ販売店または専門業者にご依頼ください。

その場合は、レッカー車または、車両運搬車を使用することをおすすめ
します。

けん引の前に販売店への連絡が必要な状況

レッカー車でけん引するとき

X

前向きにけん引するときは

X

うしろ向きにけん引するときは

パーキングブレーキを解除する

台車を使用して前輪を持ち上げる

273

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

車両運搬車で輸送するときは、図の
場所で固縛する

鎖やケーブルなどを使用して車両
を固縛する場合は図に黒く示す角
度が 45°になるように固縛する

車両運搬車を使用するとき

274

7-2. 緊急時の対処法

けん引フックを取り出す(→ P. 298, 309)

マイナスドライバーを使ってフタをはずす

傷が付くのを防ぐため、ドライバーの先端に布などを巻いて保護してください。
また、バンパー側にも保護テープなどを貼って、傷が付くのを防いでください。

けん引フックを穴に挿し込んで
まわし、軽く締める

ホイールナットレンチや金属の
固い棒などを使い確実に取り付
ける

車体に傷が付かないようにロープをけん引フックにかける

車体に傷が付かないように注意してください。また、前進方向でけん引してくださ
い。

他車にけん引してもらうとき

1
2

X

フロントバンパー A

X

フロントバンパー B

3

4

5

275

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

ロープの中央に白い布を付ける

布の大きさ:
0.3 m 平方(30 cm × 30 cm)以上

スマートエントリー&スタートシステム非装着車:運転者はけん引さ
れる車両に乗り、ハイブリッドシステムを始動する

ハイブリッドシステムが始動しないときは、エンジンスイッチを“ON”にしてく
ださい。

スマートエントリー&スタートシステム装着車:運転者はけん引され
る車両に乗り、ハイブリッドシステムを始動する

ハイブリッドシステムが始動しないときは、パワースイッチを ON モードにして
ください。

けん引される車両のシフトレバーを N にしてから、パーキングブレー
キを解除する

けん引中は、ロープがたるまないよう、減速時なども前の車の速度に合わせてくだ
さい。

シフトレバーがシフトできないときは:→ P. 323

けん引フックの使用目的

けん引フックはけん引してもらうときに使うものであり、他車をけん引するため
のものではありません。

他車にけん引してもらうときに

ハイブリッドシステムが停止しているとブレーキの効きが悪くなったり、ハンド
ル操作が通常より重くなったりします。

ホイールナットレンチについて

トランク内に搭載されています。(→ P. 298, 309)

25m 以内

5m 以内

けん引方向

白い布

6

知識

7

8

276

7-2. 緊急時の対処法

緊急用フックについて

雪の吹きだまりなどでスタックして走行で
きなくなったとき、やむを得ず他車に引っ
張りだしてもらうために使用することがで
きます。他車をけん引することはできませ
ん。

警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。

レッカー車でけん引するとき

必ず前輪を持ち上げるか、4 輪とも持ち上
げた状態で運搬してください。前輪が地面
に着いた状態でけん引すると、駆動系部品
が破損したり、モーターが回転することに
より発電され、故障や破損の状態によって
は火災が発生するおそれがあります。

277

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

警告

他車にけん引してもらうときの運転について

けん引フックやロープに過剰な負荷をかける急発進などを避けてください。
けん引フックやロープが破損し、その破片が周囲の人などにあたり、重大な傷
害を与えるおそれがあります。

エンジンスイッチを“LOCK”

またはパワースイッチを OFF

にしないでく

ださい。
ハンドルがロックされ、ハンドル操作ができなくなるおそれがあります

けん引フックを車両に取り付けるとき

指定の位置にしっかりと取り付けてください。
指定の位置にしっかり取り付けていないとけん引時にフックがはずれるおそれ
があります。

注意

レッカー車でけん引するとき

車両運搬車に車を固縛するとき

ケーブル等を過度に締め付けすぎないでください。車両の損傷につながるおそ
れがあります。

駆動系部品の損傷を防ぐために

他車にけん引してもらうときは次のことを必ずお守りください。

・ ワイヤーロープは使用しない
・ 速度は 5 km/h 以下、距離は車両積載車までの移動など、できるだけ短距

離にとどめる

・ 前進方向でけん引する
・ サスペンション部などにロープをかけない

この車両で他車やボート(トレーラー)などをけん引しないでください。

車両の損傷を防ぐために図のようなレッ
カー車ではけん引しないでください。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

278

7-2. 緊急時の対処法

注意

長い下り坂でけん引するときは

レッカー車で前輪を持ち上げるか、4 輪とも持ち上げた状態でけん引してくだ
さい。レッカー車でけん引しないと、ブレーキが過熱し効きが悪くなるおそれ
があります。

緊急用フックについて

次のことを必ずお守りください。お守りいただかないと、装置の変形や車両の
損傷などにつながるおそれがあります。

やむを得ない場合以外は使用しないでください。

緊急用フックで他車をけん引しないでください。

279

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

警告灯がついたときは

警告灯が点灯または点滅したままの場合は、落ち着いて次のように対処
してください。なお、点灯・点滅しても、その後消灯すれば異常ではあ
りません。ただし、同じ現象が再度発生した場合は、トヨタ販売店で点
検を受けてください。

警告灯・警告ブザー一覧

警告灯

警告灯名・警告内容・対処方法

(赤色)

ブレーキ警告灯(警告ブザー

※ 1

・ ブレーキ液の不足
・ ブレーキ系統の異常

→ ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してくだ

さい。走行を続けると危険です。

(黄色)

電子制御ブレーキ警告灯

・ 回生ブレーキシステムの異常
・ 電子制御ブレーキシステムの異常

→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

エンジン警告灯

・ ハイブリッドシステムの異常
・ エンジン電子制御システムの異常
・ 電子制御スロットルの異常

→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

SRS エアバッグ/プリテンショナー警告灯

・ SRS エアバッグシステムの異常
・ プリテンショナー付シートベルトシステムの異常

→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

ABS &ブレーキアシスト警告灯

・ ABS の異常
・ ブレーキアシストの異常

→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

パワーステアリング警告灯(警告ブザー)

・ EPS(エレクトリックパワーステアリング)の異常

→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

パーキングブレーキ未解除警告灯(警告ブザー

※ 2

パーキングブレーキがかかっているとき

パーキングブレーキを解除する

280

7-2. 緊急時の対処法

スリップ表示灯(点灯したままのとき)

次のいずれかの機能の異常
・ VSC システムの異常
・ TRC システムの異常
・ ヒルスタートアシストコントロールシステムの異常
VSC・TRC・ABS システムの作動時は点滅します。

→ ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

燃料残量警告灯

燃料の残量が約 5L 以下になった

→ 燃料を補給する

シートベルト非着用警告灯(警告ブザー

※ 3

運転席・助手席シートベルトの非着用

→ シートベルトを着用する

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)警告灯

警告灯が点滅した場合(ブザーあり):
プリクラッシュセーフティシステムの異常

ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

警告灯が点滅した場合(ブザーなし):
次の原因などによりプリクラッシュセーフティシステムが一
時停止している可能性があります。
・ 前方センサー周辺のフロントウインドウガラスに汚れ(く

もり、結露、凍結などを含む)や付着物がある

汚れや付着物を取り除いてください。(→ P. 164)

・ 前方センサー温度が作動範囲外

センサーの周辺温度が下がるまでしばらくお待ちください。

警告灯が点灯した場合:
VSC(ビークルスタビリティコントロール)システムまたは
プリクラッシュセーフティシステム、もしくは両方が OFF に
なっています。

VSC システムとプリクラッシュセーフティシステムを ON

にすると、プリクラッシュセーフティシステムが利用可能に
なります。(→ P. 167, 188)

LED ヘッドランプ警告灯

LED ヘッドランプの異常
異常時は LED ヘッドランプは点灯しませんが、故障の状況
によっては、点灯できる場合があります。

ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

警告灯

警告灯名・警告内容・対処方法

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

281

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

※ 1

ブレーキ警告ブザー:
ブレーキの効き低下につながる異常があると、警告灯の点灯と同時にブザー
が鳴ります。

※ 2

パーキングブレーキ未解除走行時警告ブザー:
パーキングブレーキをかけたまま

車速が 5km/h 以上になると警告ブザー

が鳴ります。

※ 3

運転席・助手席シートベルト非着用警告ブザー:
運転席・助手席シートベルト非着用のまま車速が約 20km/h 以上になると
警告ブザーが1回鳴ります。その後も運転席・助手席シートベルトを非着用
のまま 30 秒を経過すると、30 秒間断続的に鳴り、さらにブザーの音がか
わり 90 秒間鳴ります。

シートベルト非着用警告灯の乗員検知センサーの作動について

助手席に乗員がいなくても、シートに荷物などを置くと、センサーが重量を検
知して警告灯が点滅することがあります。

助手席に座布団などを敷くと、センサーが乗員を検知せず警告灯が作動しない
ことがあります。

パワーステアリング警告灯/警告ブザーについて

補機バッテリーの充電が不十分な場合、または一時的に電圧が下がった場合に警
告灯が点灯し、警告ブザーがなることがあります。

警告ブザーについて

状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえな
い場合があります。

マスターウォーニング

システムの異常時に点灯・点滅し、マルチインフォメーショ
ンディスプレイに警告メッセージを表示します。

→ P. 283

知識

警告灯

警告灯名・警告内容・対処方法

282

7-2. 緊急時の対処法

警告

ABS &ブレーキアシスト警告灯とブレーキ警告灯が同時に点灯したとき

この場合、ABS、ブレーキアシストに異常が発生しているだけでなく、強めに
ブレーキをかけた際に車両姿勢が不安定になるおそれがあります。
ABS &ブレーキアシスト警告灯とブレーキ警告灯が同時に点灯したときは、た
だちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店にご連絡ください。

パワーステアリング警告灯が点灯したとき

ハンドル操作が非常に重くなることがあります。
ハンドル操作が通常より重いときは、ハンドルをしっかりと持ち、通常より強
く操作してください。

283

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

警告メッセージが表示されたときは

マスターウォーニング

マルチインフォメーションディスプレ
イに警告メッセージが表示されている
とき、点灯・点滅します。

マルチインフォメーションディ
スプレイ

処置後に再度メッセージが表示されたときは、トヨタ販売店へご連絡く
ださい。

マルチインフォメーションディスプレイには、システムの故障や誤った
操作をしたときの警告、メンテナンスが必要であることをお知らせする
メッセージが表示されます。メッセージが表示されたときは、落ち着い
て次のように対処してください。

1

2

BTO72DK055

1

2

警告メッセージ・警告ブザー一覧

警告メッセージ

警告内容・対処方法

衝突の可能性が高い
プリクラッシュブレーキが作動している(プリク
ラッシュセーフティシステム)

警告ブザーが鳴ります。

o 周囲の安全を確認して、必要に応じて回避行動を

とってください。

(LDA

制御中)車線逸脱警報

車両が車線から逸脱すると、逸脱している側の表
示が黄色で点滅します。

警告ブザーが連続して鳴ります。

o 周囲の安全を確認してから、ハンドルを操作して

車両を車線内にもどす。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

284

7-2. 緊急時の対処法

警告メッセージ

警告内容・対処方法

回生ブレーキシステムの異常
電子制御ブレーキシステムの異常

警告ブザーが鳴ります。

o

ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください。走行を続けると危険です。

ハイブリッドシステムの異常

警告メッセージの表示に合わせて警告ブザーがな
ります。

o

ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください。

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

の異常

警告ブザーが鳴ります。

o ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

LDA

の異常

o ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

車速が約 50km/h 以下のため、LDA

が使用でき

ない

o

50km/h 以上の車速で走行する

車速が LDA

の作動可能範囲を超えたため、使用

できない

o

車速を落として走行する

(黄色)

(点滅)

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

285

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

警告メッセージ

警告内容・対処方法

アクセルペダルを踏みながらシフトレバーを動か
し、ドライブスタートコントロールが作動した

警告ブザーが鳴ります。

o 一度アクセルペダルから足を離す

ドライブスタートコントロールの異常

警告ブザーが鳴ります。

o ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

が現

在機能していない

o

ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

ブレーキオーバーライドシステムの異常

警告ブザーが鳴ります。

o ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれ、
ブレーキオーバーライドシステム(oP. 122)が
作動した

o

アクセルペダル、またはブレーキペダルから足を
離す

(点滅)

(点滅)

(点滅)

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

286

7-2. 緊急時の対処法

警告メッセージ

警告内容・対処方法

VSC(ビークルスタビリティコントロール)が OFF
になり、プリクラッシュブレーキ

の作動が停止し

o

VSC を ON にする(oP. 188)

TRC(トラクションコントロール)が OFF になっ
ている

o

TRC を ON にする(oP. 187)

エンジン冷却水高温異常

警告ブザーが鳴ります。
oP. 331

ハイブリッドシステムの過熱

負荷の高い走行状況(例えば、長い上り坂を走行)
のときにメッセージが表示される場合がありま
す。
警告ブザーが鳴ります。

→ 車両を停車して点検する(→ P. 331)

エンジンオイル圧力の異常

エンジンオイルの圧力が異常に低いと、警告ブ
ザーと共に表示されます。

o

ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください。

パワーステアリングシステムの異常

警告ブザーが鳴ります。

o

ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連
絡してください。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

 

 

 

 

 

 

 

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